高松城 (たかまつじょう)
瀬戸内海の海水をお堀に引き込んだ、日本三大水城の一つ。豊臣秀吉の家臣・生駒親正によって築かれ、後に水戸徳川家の分家である松平氏が治めました。お堀の中を本物の真鯛が泳ぎ、餌やり体験ができるユニークな名城です。
お城の基本スペック
一次史料や公式サイトなどから調査したお城の基本情報です。
| 天守構造 | 独立式望楼型3重5階(南蛮造り・1884年解体、現在は天守台のみ現存) |
|---|---|
| 築城年 | 1590年(天正18年) |
| 初代城主 | 生駒親正 |
| 有名城主 | 生駒親正、松平頼重 |
| 最終城主 | 松平頼聰 |
| お城の役割 | 讃岐国(香川県)の政治・軍事的拠点、瀬戸内海の海上管制 |
| 廃城の経緯・時期 | 明治17年(1884年)に老朽化のため解体 |
| 城域規模 | 瀬戸内海に面した平城。内堀、中堀、外堀に海水を引き込む海城。 |
歴史解説・深掘り
高松城は瀬戸内海に直接面し、堀に海水を引き込んだ海城で、愛媛県の今治城、大分県の中津城と並んで日本三大水城に数えられます。現在も水門を通じて海とつながっており、潮の満ち引きによって堀の水位が変化します。堀の中には多くの鯛が泳っており、観光客がエサを投げて楽しむ「鯛願成就(たいがんじょうじゅ)」の体験が名物となっています。かつては豪壮な天守がありましたが明治時代に解体され、現在は天守台石垣のみが復元されています。