掛川城 (かけがわじょう)
「東海の名城」と謳われ、大河ドラマの主役にもなった山内一豊が城主を務めた出世城。平成に入り、日本で初めて伝統工法(木造)で復元された美しい天守が特徴です。
お城の基本スペック
一次史料や公式サイトなどから調査したお城の基本情報です。
| 天守構造 | 独立式望楼型 3重4階(1994年建造の木造復元天守) |
|---|---|
| 築城年 | 1513年(永正10年)頃に築城 |
| 初代城主 | 朝比奈泰煕、のちに山内一豊(大改修) |
| 有名城主 | 山内一豊、太田資宗 |
| 最終城主 | 太田資美 |
| お城の役割 | 東海道の防衛拠点、徳川家康の遠江支配の拠点 |
| 廃城の経緯・時期 | 1854年(安政元年)大地震で天守が倒壊し再建されず |
| 城域規模 | 掛川の小高い丘陵に築かれた平山城 |
歴史解説・深掘り
掛川城の最大の特徴は、1994年(平成6年)に完成した「木造復元天守」です。戦後の城郭復元は鉄筋コンクリート造が主流でしたが、掛川城は江戸時代の図面や文書をもとに、伝統的な建築工法と国産木材を使用して内部構造まで忠実に復元されました。これは日本初の快挙であり、その後の全国の城郭木造復元ブームの先駆けとなりました。