姫路城 (ひめじじょう)
白漆喰総塗籠造りの白亜の城壁から「白鷺城(しらさぎじょう)」とも呼ばれる、日本で最も美しい城郭の一つです。世界文化遺産にも登録されています。
お城の基本スペック
一次史料や公式サイトなどから調査したお城の基本情報です。
| 天守構造 | 5重6階、地下1階(連立式望楼型) |
|---|---|
| 築城年 | 1346年(正平元年 / 貞和2年)に赤松貞範が姫山に築城 |
| 初代城主 | 赤松貞範(本格的な城郭としての築城) |
| 有名城主 | 羽柴(豊臣)秀吉、池田輝政、本多忠政 |
| 最終城主 | 酒井忠邦(酒井家) |
| お城の役割 | 西国統治の重要拠点、徳川幕府の西国監視・防御の要塞 |
| 廃城の経緯・時期 | 明治初期(廃城令により存城処分、一時競売にかけられるも解体費用高額のため取り壊しを免れる) |
| 城域規模 | 内曲輪面積:約23万㎡(外曲輪を含めると約233万㎡) |
歴史解説・深掘り
「播州皿屋敷」の伝説は、室町・戦国時代の御家騒動がモデルになっているとされています。家臣の青山鉄山が主君を暗殺しようとした際、忠臣の衣笠元信が愛妾のお菊を鉄山のもとに送り込んで計略を察知しました。お菊の密告により主君は難を逃れましたが、計画を阻止された鉄山はお菊を疑い、家宝の10枚の皿のうち1枚を隠してお菊に濡れ衣を着せ、惨殺して井戸に投げ込んだと言われています。その後、夜な夜な井戸から皿を数える声が響くようになり、鉄山一味は狂死または討たれ、お家は再興されました。姫路城内にある「お菊井戸」は、この伝説の舞台として今も語り継がれています。